統合版Mincraftは、v1.18.30 のアップデートでシードの範囲が32bitから64bitへと拡張されました。
現在では、Java版との差異がほぼ無くなっています。
この記事は、当時の情報として残しておいてあります。
マインクラフトWindows10(アプリ)版は秋のBetter Togetherアップデートで名前がMinecraftだけになりました。Java版との差があまり無くなったのでメインのマイクラにしていこうと考えているのでしょうか。
※ Windows10, XBOX One, Android, iOS で共通のエンジン (Bedrock) となっている。後に Nintendo Switch Edition もアップデートで統合版になりました。Bedrock Edition の頭文字を取って BE版とも呼ばれます。Java版は (Minecraft: Java Edition) という表記となった。
現在の統合版ではシード値は -2147483647 ~ 2147483646 までしかない。
-9223372036854775808~9223372036854775807の整数
とのことで圧倒的差です…
統合版でのシード値の地形を知りたいのだけど…
結論から言うとJava版と統合版は同シード値であれば生成バイオーム位置は同じ。
Biome Finderのようなシード値から地形を調べるツールでも統合版での基本バイオームは把握できます。
ただし統合版での負数はJava版の負数そのままではないのです。
統合版のシード値からJava版におけるシード値への計算方法
正数の場合はJava版とそのまま同じ。
統合版での負数については、Windows電卓のプログラマー機能を使うと早い。
- まずHEXモードにしてFFFF FFFF と入力
- DECモードにして 負数シード値をそのまま引き算する(例えば-123456789の場合は下の画像)
- 最後に計算結果に1を足すとJava版でのシード値となる
- 例での引き算結果は 4171510506 になる
- つまり 統合版のシード値が -123456789 のとき 4171510507 がJava版におけるシード値
統合版のシード値はJava版の 0 ~ 4294967295 まででしかない
統合版の-1のときはJava版で言う4294967295となり、並べると実は
Java版 0 ~ 2147483646, 2147483647 ~ 4294967295
統合版 0 ~ 2147483646, -2147483647 ~ -1 の並びと同じということ。
細かい事言うと符号ありビットの並びでは1ビットずつ足していくとこの数値の順になります。
気になる人は補数表現で検索してみてください。
バイオーム位置は同じでもやはり違いはある
何回か生成した結果、細かい島群やバイオーム端はJava版ツールで生成されるマップとは違いがあります。
他にも
-
開始スポーン位置が違う。
草原・タイガ・ジャングル以外のバイオームが初期スポーンポイントと重なるとx座標のプラス側で最も近い草原・タイガ・ジャングルにスポーンする。
-
村や建造物の位置が違う。
など
Java版ツールであの位置に村があったけど統合版ではそこには無いことを考慮にいれておきましょう。