Kitsune Gadget

気になったことをつらつらと

Google Chrome で TweetDeck を使うならChromeアプリにしてしまおう

Google Photo がPWAに対応。という記事をみて、Chromeのショートカットを作成から、ウインドウとして開くにチェックを入れると、単独ウインドウとして起動することができることを知った。

dekiru.net

 

PWAとは Progressive Web Apps の略、ウェブとアプリの両方の利点があるアプリである。ショートカットのように登録すればアプリの一覧として表示もされるし、そこからまるでネイティブアプリのように使うことができる。

 

 

実際にショートカットを作ってみる

先程の記事でChromeでのウインドウの作り方があったので、これをTweetDeckでやったらどうなるんだろうか、と試してみる。

 

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試してみた結果。

まるでひとつのアプリのように振る舞ってくれた。Windowsのスタートメニューにも追加され、タスクバーに固定もできる。

これはChromeのアプリとして追加されているので削除するにはChromeのアプリページから行う必要がある。

 

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つまり、この方法でショートカットを作ると、Chromeアプリに追加され、スタートメニューに登録されることになる。

ウィンドウとして開くのチェックを入れないと、通常通りブラウザが開く。

こういう挙動から、「ウインドウとして開く」のチェックを入れないで通常のブラウザで開くものを作る意味はないだろう。(スタートメニューにも登録されるので、無駄に増える。通常のショートカットを作るならブックマークを利用したほうが良い。)

 

PWAだけでなくSPAのページも期待できる

TweetDeckがPWAというわけではない。SPAであると言ったほうがいい。

SPA(Single Page Application)はその名の通り、単一のページで構成されるwebページ・アプリである。

「ウィンドウとして開く」機能はブラウザのナビゲーションが排除され、タイトルバーのみになる。

つまり、進むや戻るを前提としたページを独立して作っても使いづらくなってしまう。

逆に単一ページで動くもの、例えばTwitterやTweetdeckをウィンドウとして開く機能にしておくと、ひとつのアプリのように扱うことができる。

 

Chromeアプリも新規ウインドウにひとつのタブを持つ状態と同じ

ChromeアプリはChrome本体をコアとして動いている。ウインドウとして開く場合でも同じだ。

すなわち、タスクからChrome本体を終了してしまうとChromeアプリも全部終了することになる。アプリのように利用できるがブラウザのウインドウではあることには変わりはない。逆に言えば新規ウインドウでひとつのタブだけを持つ状態なので、Chromeで有効にしている拡張機能も適用されており、使える範囲であれば利用することができたりする。

また、通常のブラウザどおりファンクションキーを扱うことができる。更新もF5でできるし、F12でデベロッパー機能も表示できる。

 

まとめ

ほとんどのSNSなどはSPAであるし、タブ固定で利用しているひとなら、なるべくこの機能の利用をオススメしたい。

PWAやSPAになっているサイト限定ではあるが、ページを見ているときに見えていたタブやロケーションバーを排除でき、タスクバーでの独立や画面をより大きく使うことができる。

特にTweetDeckは昔、今と同じブラウザ上で動くweb版とアプリケーションとして起動できるソフトウェア版があったが、ソフトウェア版は無くなっている。(そもそもソフトウェア版もwebページを表示するブラウザみたいなものだった。)そもそもこのようにwebページをアプリケーションのように使える機能が存在するならソフトウェア版はすでに必要ないものなのだろう。